脂肪細胞を理解し、効果的な刺激で簡単ダイエット!

いざ、ダイエットをしようと思っても何から手をつけるべきかは人によって異なりますよね?食事制限から始めるのがいいのか、運動から始めるべきなのか、エステに行くのがいいのか。まずは正しい知識をつけて、ダイエットに取り組むことが重要です。

よくダイエットなどをしている人は
「褐色脂肪細胞」という言葉を聞くのではないでしょうか?
ところで、褐色脂肪細胞って何?何がダイエットに効果的なの?どうすればいいの?
など色々な疑問があるかと思います。それぞれ具体的に見ていきましょう。

脂肪細胞とは

脂肪細胞には色々な種類がある

脂肪細胞には、多くの種類の細胞が存在します。
白色脂肪細胞、褐色脂肪細胞、ベージュ脂肪細胞などがそれにあたります。
それぞれどういったものなのか、見ていきましょう。

白色脂肪細胞とは

白色脂肪細胞は、通常は直径0.08mm程度の丸い形状の細胞です。全身に広く分布しており、胎児期、乳児期、思春期の時期に急激に増えると言われています。また、成人になるころには250~400億個ほどになるともいわれており、年齢とともに増加すると言われています。

白色脂肪細胞は、他の細胞とは異なり、細胞の大部分を脂肪滴(脂肪がたまったもの)が占めています。体内のエネルギーが過剰になると、脂肪を取り込んでこの脂肪滴が大きくなり、最大で元の1.7倍程度まで膨れ上がります。(直径0.13㎜~0.14㎜)

さらに、肥大化が進むと、細胞分裂を行い、白色脂肪細胞の数自体が増えていきます。
つまり、一般成人よりも多くの白色脂肪細胞を持っているのが肥満の原因というわけです。

褐色脂肪細胞とは

褐色脂肪細胞は、脂肪を消費して熱を発生させる細胞です。
(白色細胞は先述の通り、脂肪をため込む細胞)

白色脂肪細胞は成長するにつれ、数が増えるのに対して、褐色脂肪細胞は新生児の頃が最も多く、成長するにつれ、数が減ると言われています。特に40代以降は急激に減少すると言われています。

褐色脂肪細胞は、脂肪を消費して熱を発生させると書きましたが、実は発熱量は筋力の約100倍と言われ、非常に大きい発熱量であり、肥満解消には重要な細胞となっています。
ちなみに、この大きな発熱量は、細胞の中の発電所ともいわれるミトコンドリアを細胞内に多数持っているために実現できると言われています。

ただ、困ったことに脂肪を消費してくれる褐色脂肪細胞は
年齢とともに減少していってしまうのです。

ベージュ脂肪細胞

白色脂肪細胞、褐色脂肪細胞とも異なる、ベージュ脂肪細胞という脂肪細胞も発見されています。ベージュ脂肪細胞は、褐色脂肪細胞と同様脂肪を消費して熱を発生させます。さらに、白色脂肪細胞が多く集まっているところに存在し、白色脂肪細胞が変化して生じるともいわれています。

つまり褐色細胞は成長とともに減ってしまいますが、上手くベージュ脂肪細胞を増やし、活性化することができれば、肥満は防げます。

「典型的な褐色脂肪細胞がなくなっても、白色脂肪細胞の中のベージュ脂肪細胞を増やしてやれば、ちゃんと褐色脂肪細胞と同じようにヒーターとして働いてくれるとわかってきています。ベージュ脂肪細胞をいかに増やすか、いかに活性化してやるかということを世界の研究者が注目して、さまざまな試みをしているというのが現状です。」(斉藤教授)
※参考:褐色脂肪細胞を活性化する3つの方法!痩せにくい人に効果アリ|女性の美学 

肥満細胞は脂肪・肥満とは関係がない

「肥満細胞」という名前を聞いたことがあるかもしれません。
名前だけを聞くと、肥満の原因のような印象ですが、
実はこの肥満細胞は肥満とはまったくもって関係がありません。
肥満細胞は造血幹細胞で作られる細胞の一つで、細胞の膨れた様子が肥満状態に似ていることからこのように呼ばれています。血管の周りに多く存在し、免疫反応などに重要な役割を持っている一方、花粉症などのアレルギー反応にも深くかかわっている細胞です。

なぜ太ってしまうのか?

白色脂肪細胞は、摂取カロリーが消費カロリーよりもオーバーしたときや、脂肪の摂り過ぎで貯蔵されます。貯蔵された白色脂肪細胞は、内臓脂肪や、皮下脂肪となります。全身のいたるところに蓄積していきます。白色脂肪細胞に脂肪がたまると、先述した通り、白色脂肪細胞が肥大化します。限界になると細胞分裂を起こして、細胞の数が増えます。つまり白色脂肪細胞が増加し、肥大化するの繰り返しが起こります。これが太るメカニズムです。

褐色脂肪細胞を効果的に働かせ白色脂肪細胞を燃焼させる

では、どうすれば蓄積してしまった白色脂肪細胞を燃焼させることができるのか?
そこで出てくるのが褐色脂肪細胞です。褐色脂肪細胞は、肩甲骨や脇の下、首回りや心臓・腎臓周辺の限定的な場所にしかついていません。しかも、成長とともに減少していき、成人で40グラムほどしかないと言われています。褐色脂肪細胞は、全身に蓄積している白色脂肪細胞を、ミトコンドリアで燃焼させます。
その結果、熱が生まれ、カロリー消費が出来るようになります。

例えば、食事を摂ったあと体が温まると思います。発汗することもあるでしょう。
この現象は、白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞が燃やして、熱を発生させていることによって起こります。このように、何もしなくても褐色脂肪細胞が余分なカロリーを消費しています。

また寒くなると、身体が震えることがあるかと思います。これは、筋肉が震えることによって、熱エネルギーを発生させようと頑張ってくれています。しかし、長時間寒い環境の下にいると、褐色脂肪細胞が活性化し、熱エネルギーを発生させようとします。体温を上げるため、褐色脂肪細胞が頑張って、白色脂肪細胞を燃やしてくれるのです。

上記は、自然と褐色脂肪細胞が活性化する例ですが、褐色脂肪細胞は体温の低下を抑制するために活性化することがわかるでしょう。ミトコンドリアが白色脂肪細胞を燃焼させることで、熱エネルギーが生じる。この仕組みによって、体温を維持していると考えられます。

ベージュ脂肪細胞を増やす方法

運動によるベージュ脂肪細胞の増加

褐色脂肪細胞を効果的に働かせるという話を書いてきましたが、
初めに書いたように褐色脂肪細胞は年齢とともに減少し、そこから増加することはありません。増加させることが出来るのはベージュ脂肪細胞のみです。

そして、そのベージュ脂肪細胞が白色脂肪細胞に変化する要因は、運動ということが研究から明らかになっています。また、白色脂肪細胞からベージュ脂肪細胞への変化を促進するのは、イリシンというホルモンだと言われており、運動によってイリシンは分泌されると言われています。

ベージュ脂肪細胞を効果的に刺激する「水泳」のすすめ

ベージュ脂肪細胞は人間の身体より低い28度くらいで活性化するといわれています。また、運動によって分泌されるイリシンによって、白色脂肪細胞がベージュ脂肪細胞に変わると言われています。つまり、温度の低い状況下で運動をすることが非常にいいということがわかるでしょうか。
また、同時に身体の温度が下がると褐色脂肪細胞も活性化されます。しかも褐色脂肪細胞がついているのは肩甲骨や脇の下でした。つまりその部分を冷やしつつも、動かすことで同時に褐色脂肪細胞も活性化されることがわかるかと思います。
つまり、その2つの細胞を活性化させる方法は「水泳」なんです。プールの中でのウォーキングなどもそれと同じ効果があるでしょう。現在では、プール付きのフィットネスジムなどもあるので、是非行って運動することをお勧めします。

運動せず楽に脂肪燃焼できるミトコンドリア活性化

しかし、運動によってダイエットできる、その方法が水泳だとわかったところで、正直運動はめんどうだという声が聞こえてきます。もう一度、白色脂肪燃焼の仕組みについて考えてみましょう。

細胞内のミトコンドリアが白色脂肪細胞を燃焼させるのでした。ということは、ミトコンドリアを活性化させることが出来れば、それで十分ではないでしょうか。

下手な食事制限は太る原因?

どうしても痩せにくくなると無理なダイエットをしてしまいます。特に食事制限などをするダイエットは食事のバランスが悪くなるので、ミトコンドリアに十分な栄養素が与えられず、褐色脂肪細胞の働きは鈍ってしまいます。一時的に痩せることは可能かもしれませんが、体内の脂肪燃焼は促進されず、痩せやすい体質になることは難しいです。「太りやすくなった」と感じる際には、無理な食事制限などはせず、バランスのいい食事を摂る事を心がけてください。ビタミンやミネラルはもちろん、タンパク質などもしっかりと摂る事を心がけましょう。

脂肪細胞をさらに活性化させ、脂肪燃焼を促進する栄養素

脂肪細胞に直接刺激を与える事の出来る栄養素もあります。

• 茶カテキン:緑茶などに多く含まれている
• イソチオシアネート:マスタードなどに多く含まれている
• アリシン:にんにくなどに多く含まれている
• カプサイシン:唐辛子などに多く含まれている

これらは摂取することで、褐色脂肪細胞に刺激を与え、活性化をしてくれます。
食事も正しく取り、健康になりましょう!

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